生理前の腹痛と肛門の灼熱感!その原因は?裏急後重

20代の若い患者さんは激しい頭痛、腹痛もちでしたが、施術によりすっかり頭痛は消失しました。

手ごわいのは生理前の激しい腹部の痛みと肛門の灼熱感!

 

子宮内膜症、チョコレート嚢胞の疑いもあります。

軟便や下痢、夜中に激しく腹部全体が痛むなどもマシにはなりましたが、まだ生理前にはきてしまいます。

 

中医学的にみると、『裏急後重(りきゅうこうじゅう)』と言います。

排便前の便意を感じて痛むものを「裏急」

排便時になかなか出にくくて痛むものを「後重」

両方痛みがあるものを『裏急後重』と言います。

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原因はいくつかありますが、実証、虚証の主なものとしては、以下の3点があります。

①湿熱によるもの

上腹部の苦しさ、肛門の灼熱感、排便時の腹痛など

湿熱の邪が腸管に停滞して気の停滞が生じると腹痛が起きる。

熱の邪が大腸に入り気滞をひきおこすと便を排出しようとしても出にくく、肛門に重たい感じが生じる。

 

②気滞によるもの

排便前に痛み、脇や肋骨あたりに痛みが散る。

気滞により水がうまく運ばれずに停滞し、鬱してしまって熱化し、すっきり便が出ないことで痛みがひどくなる。

 

③気虚によるもの

腹部の鈍痛、急に排便したくなる、肛門の下墜感、脱肛、疲労倦怠感、息切れ、動悸、汗が出るなど

長期間の下痢になった場合に起こりやすい。

慢性の下痢によって、脾の栄養を運ぶ力が衰弱して、気血の生成が障害されてしまい症状がでる。

 

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同じ腹痛でも、原因により施術法が変わるため、しっかりとお身体の状態を診せていただきます。

また、影響のある食生活や精神面もお聞きします。

患者さんの状態をしっかりと把握して、毎回お話を聞いてからの施術になります。

 

慎重に適切な施術を心がけます!

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